ネット銀行の法人口座を開設するメリットは?

ネット銀行で法人口座を開設しようとしているあなたにとって、「本当にメリットがあるの?」という点は気になりますよね。
私自身が利用して感じたポイントを交えながら、ネット銀行ならではの利点をわかりやすくまとめました。

ネット銀行の法人口座を開設するメリット

①手数料が安い

  • 他行宛て振込手数料は 145円前後 とメガバンクより割安

  • 条件によっては 振込無料 になることもあります

  • 口座維持費も無料の銀行が多く、取引量が多い法人には特にコスト削減効果があります

以前、私はメガバンクを使っていたのですが、他行宛て振込のたびに1件あたり400円前後の手数料がかかっていました。しかし、GMOあおぞらでは 1件145円。しかも、条件を満たせば振込無料枠もあります。私のように月に20〜30件振込する場合、年間で数万円単位のコスト削減になりました。

②24時間365日利用可能

  • スマホやPCから送金・残高確認が可能。

  • 店舗に行く必要がなく、土日祝でも即時振込できる銀行(例:GMOあおぞら、住信SBI)もあります。

私は夜に事務処理をまとめて行うことが多いのですが、ネット銀行なら深夜でもすぐに送金可能です。「明日の朝に銀行へ行かないと」と焦る必要がなくなり、精神的にもかなり楽になりました。また、土日祝でも即時振込できるのは大きな安心感です。

③開設や管理がスピーディ

  • 申込みから開設まで最短 1〜2日

  • 書類提出もオンラインで完結でき、窓口に並ぶ必要がありません

特に驚いたのが開設スピードです。オンラインで必要書類を提出してから 2日後には口座番号が発行 されました。メガバンクでの開設時には、窓口での面談や審査で2週間以上かかった経験があるので、この差には感動しました。

④会計・経理との相性が良い

  • freee、マネーフォワード、弥生など主要なクラウド会計ソフトと自動連携が可能です

  • 入出金データを自動取込できるので、経理処理の手間が大幅に削減されます

私は会計ソフト freee を利用していますが、口座を連携させるだけで入出金が自動的に反映されます。仕訳作業にかける時間が大幅に減り、月末の経理処理もかなりスピードアップしました。

⑤地理的な制約がない

  • 全国どこからでも開設可能です

  • 支店所在地に縛られず、事務所移転や引っ越し時も柔軟に対応できます

 

ネット銀行の法人口座のメリット・デメリット

項目 メリット デメリット
手数料 振込・口座維持費が安い(条件により無料) ATM入出金に回数制限や手数料がかかる場合あり
利便性 24時間365日オンライン取引可能 現金や手形の取り扱い不可、または制限あり
開設スピード 最短1〜2日で開設可能、オンライン完結 事業実態が不十分だと審査落ちしやすい
会計ソフト連携 freee・マネーフォワードなどと自動連携可能 ソフト未対応の銀行も一部あり
所在地の自由度 全国どこからでも開設・利用可能 支店・窓口で直接相談できない
コスト管理 振込や残高確認がスマホで即確認可能 ID・パスワード管理やセキュリティ対策が必須

まとめ:こんな法人におすすめ

  • 低コストで効率よく資金管理したい法人

  • ネットやクラウド会計を積極的に活用している法人

  • 店舗に行かずスピーディに取引したい法人

逆に、現金取引が多い業種や、担当者と直接相談したい法人には不向きな場合もあります。口座開設前に、自社の取引スタイルとネット銀行の特徴が合うかどうかを確認しておくと安心です。

小規模法人にはネット銀行が最適

実際に使ってみて感じたのは、ネット銀行は 「コスト削減」だけでなく「時間の効率化」にも直結する ということです。特に、少人数で事業を回している法人にとっては、銀行へ行く時間や手間が減ることが大きなメリットとなるでしょう。

「ネット銀行で本当に大丈夫?」と迷っている方には、まず1つ開設して試してみることをおすすめします。

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