開業したばかりの個人事業主や、これから法人成りを考えている人にとって、「どのネット銀行を選ぶか」は、意外と重要なポイントです。なぜなら、口座選びひとつで毎月の経理作業の手間が大きく変わるからです。

会計ソフトと銀行口座の「自動連携」で経理が一気にラクになる
最近の会計ソフト(例えば「freee」「マネーフォワードクラウド」「弥生会計オンライン」など)は、銀行口座の入出金データを自動で取り込み、仕訳まで自動化してくれます。つまり、これまで面倒だった「通帳の入力作業」が不要になります。
会計ソフトと相性のいいネット銀行とは?
実は、すべての銀行がスムーズに連携できるわけではありません。中にはデータ更新が遅かったり、手動で更新が必要な銀行もあります。一方で、次のような銀行は会計ソフトとの相性が抜群です。
GMOあおぞらネット銀行との相性
GMOあおぞらネット銀行
- 「freee」「マネーフォワードクラウド会計」「弥生会計」すべてに対応
- API連携により、取引データがほぼリアルタイムで同期
- 法人口座でも連携スピードが速く、更新の手間が少ない
- 会計ソフト経由での残高照会や取引履歴の自動取得が可能
住信SBIネット銀行との相性
住信SBIネット銀行
- マネーフォワードクラウド会計と特に相性が良い
- 入出金データが1日1回自動で更新される
- API連携によって安全かつ安定したデータ取得が可能
三井住友銀行 Trunk(SMBC法人ネット口座)との相性
三井住友銀行(Trunk)
- 弥生会計オンライン・freee・マネーフォワードに対応
- ビジネス向けに設計されており、法人化を視野に入れる人に最適
- 大手銀行の信頼性と、ネット専用のスピード感を両立
会計ソフト連携のチェックポイント
ネット銀行を選ぶときは、次の3点をチェックしておくと安心です。
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自分が使う予定の会計ソフトに対応しているか
→ freeeを使うならGMOあおぞら、マネーフォワードなら住信SBIなど。 -
API連携対応か(スクレイピングではないか)
→ APIの方がセキュリティが高く、安定して自動連携が続きます。 -
リアルタイム反映・自動更新の頻度
→ 更新が遅いと結局「確認作業」が増えるため注意。
初心者こそ「会計ソフト連携」を最優先に選ぼう!
事業を始めたばかりの人ほど、経理に時間を取られるのはもったいないです。自動連携できるネット銀行を選ぶことで、「毎月の入出金管理 → 会計ソフトへの反映 → 確定申告」までがスムーズに流れるようになります。
特におすすめは、freeeやマネーフォワードとスムーズに繋がる「GMOあおぞらネット銀行」です。「GMOあおぞらネット銀行」は、初期費用も口座維持費も無料です。“最初の1口座”として間違いなく使いやすい銀行です。
今すぐあなたができるステップ
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使いたい会計ソフトを決めましょう
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そのソフトに対応しているネット銀行を選びましょう
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銀行口座とソフトをAPI連携させましょう
これだけで、あなたの経理は一気にスマートになります。